屋号を助産院さくらに決めた理由
今日は屋号を助産院さくらに決めた理由をブログに残したいと思います。
さくらに決めた理由は2つあります。
1つ目は美桜子(みおこ)というわたしの名前とその由来からです。
2つ目は、助産学校のときに担当させていただいたご夫婦の赤ちゃんのお名前をわたしの名前から一文字取ってさくらちゃんと名付けていただいたエピソードからです。
まず1つ目の理由について…
わたしがうまれた日、産院へ向かう車から見えた桜並木がきれいだったと母親から教えてもらいました。
明るい春の訪れを知らせてくれる桜は、みんなに楽しみに待ち望んでもらえて、咲けばそこに人が集まり、今年も会えたことを喜んでもらえる。
桜のようにたくさんの人に会いたいと思ってもらえるような温かさをもって育ってほしいという想いを込めて両親が美桜子と名づけてくれました。
名前の由来にあるように助産院さくらも、たくさんの方に利用したいと思ってもらえて、利用することで温かい気持ちになる場所にしていきたいと思っています。
2つ目の理由について…
助産学校では助産師国家試験を受けるためには、実習で分娩を10例経験しないといけないという決まりがあります。
その中でも分娩のときだけではなく、妊娠中の妊婦健診から産後の1ヶ月健診までを継続して学ばせていただく継続事例実習があります。
わたしが助産学生のときに継続事例として妊娠期から担当させていただいたご夫婦がいらっしゃいました。
分娩のときも入院されてから産まれるまで微力ながらサポートさせていただきました。
そして、無事に赤ちゃんが産まれてきてくれたあとに、赤ちゃんのお名前は美桜子さんから一文字もらってさくらにしますと教えていただきました。
わたしの名前からお名前をつけていただいたことがうれしくて分娩室で号泣したことを今でも覚えています。
助産師ほど素敵な職業はないんじゃないか、わたしはこれからもずっと助産師として働きたいと思わせてもらいました。
これからもこの初心を忘れずにいられるように、助産院さくらという屋号とさくらちゃんとの思い出を大切にしていきたいと思っています。
PS.助産院を開業した2023年3月21日は大阪府の桜の開花日でした。
開業しようと決めていた日がちょうど開花日と重なり
わたしはやっぱり桜と縁があるのかなと実感しました(^^)
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